認定NPO法人 みやぎ発達障害サポートネット

活動内容

プリズム

プリズムは、福祉手帳や受給者証を必要としない、法人独自の自主事業で、主に発達障害のあるお子さんの発達支援を行っております。発達の凸凹が気になるお子さんの良いところを見つけ、伸ばしていくお手伝いをします。
保護者との協働支援を目指して、お子さんの良いところ、伸ばしていきたいところを保護者と支援者が一緒に確認しながら発達支援プログラムを立てていきます。

対象年齢
発達の凸凹に気づいた時から、18 才(高等学校卒業まで)です。
時間
1回60分
開所日
平日・土曜日(日月祝日休み)
年間20回セッション
利用料

個別支援月謝 12,000円
グループ支援月謝 10,000円
きょうだい児利用の場合は一人につき 2,000円割引

個別支援:「個」に合わせた支援プログラム

  • TEACCHプログラムに学びながら特性把握、理解のためのアセスメントを元にプログラム(個別/自立課題)の作成
  • 自己肯定感を育む中高生向け心理セッション

特別支援学校に通う「ハーブ君(小1)」の支援プログラム例

目標 1時間の動き(例)
①スケジュールの使い方を知り、見通しを持って過ごすことができる。
②絵カードや写真を使って、自己表出を促す。
③「できる」こと増やし、「できる」自信をつける。
④好きなこと・ものを選ぶことができる。
保護者
あいさつ・スケジュール確認
手洗い・うがい
見学
先生と(個別課題)
ひとりで(自立課題)
手洗い→おやつ(自己選択・決定)
あそび
積木、プラレールなど
あいさつ
相談

普通高校に通う「オリーブ君(高1)」の例

目標 1時間の流れ(例)
①思っていることを言っても、 怒られない心の素地をつくる。
②居心地のよい関係、 場所を感じることができる。
③困った時に、相談することができる。
④ルールを守ることで、行動を禁止されない状況になることを知る。
うがい・手洗い
あいさつ・スケジュール確認
トークタイム(好きな話題)
マインドチャート
好きなゲーム(カード、iPad等)
本日の振り返り
あいさつ

コミュニケーション支援例

その子が好きなあそびの写真カードを提示して、使いたいものを職員に要求することを 支援し、自己表出を促します。

グループ支援

否定されることなく、安心して活動できる仲間との出会い

  • 想定されたメンバー構成で組んだプログラム
  • グループ活動を通して、やり取りや気持ちのコントロールを学ぶ

小学校低学年のグループ支援例

目標 1時間の動き(例)
①安心してグループ活動に参加することができる。
②当たり前にできていることを、確認する。
③「やってみたい」「できた」「自信がついた」を実感する。
④先生や友達の話を聞く姿勢を養う。
⑤「できた」ことを振り返ることができる。
保護者
あいさつ ・歓談
・読書
・外出
など
今日の予定
チャレンジ発表
読み名人
水遊び(ボートレース、水鉄砲)
今日の振り返り、あいさつ
おやつ、あそび 本日の振り返り

中高生のグループ支援例

目標 1時間の流れ(例)
①安心して過ごせる友人関係を感じる。
②自己認知を深めながら、自分の長所を知る。
③自分たちで考え、実行、達成する力を養う。
④一般的な遊びの幅を広げる。
⑤(個別ワーク)困った時に相談することができる。
あいさつ
本日の予定
チャレンジ発表
ホワイトボードクエスチョン
プレゼン大会
本日の振り返り
おやつ または あそび

専門家によるプリズム勉強会

年に4回、保護者との勉強会を行い、発達障害児・者の特性を学びます。


勉強会の例(公開セミナーを含む)
「発達障害のある方のおだやかな成人期について」
「自閉症スペクトラムをまた好きになる勉強会 ~まずはここから特性理解~」
「教えて先生 ~講師との1問1答~」
「自分に合う生き方をみつけよう」
「褒める言葉の見つけ方 ~プラス思考変換~」